演題

RS-14-2

腹部大動脈人工血管置換術前に上腸間膜動脈の狭窄に対してステント留置を施行した一例

[演者] 池田 脩太:1
[著者] 水野 敬輔:1, 久留宮 康浩:1, 世古口 英:1, 小林 聡:1, 桐山 宗泰:1, 青山 広希:1, 大岩 孝:1, 金森 明:1, 宮村 径:1, 神野 孝徳:1, 中島 悠:1, 森 万希子:1
1:愛知県厚生連豊田厚生病院

症例は59歳、男性、健診にて57㎜大の腹部大動脈瘤を指摘され当院受診。腹部大動脈人工血管置換術を行う予定となったが、術前の腹部造影CTにて上腸間膜動脈の狭窄と下腸間膜動脈からの側副血行路を認めた。人工血管置換術を施行する前に上腸間膜動脈のEVTを施行することとし、左上腕動脈から6Frシースを挿入し造影を行うと上腸間膜動脈根部に強い狭窄を認めた。0.014ガイドワイヤーを挿入しIVUSにて狭窄部及び末梢の径を確認し5㎜×19㎜Express SDを挿入しバルーンにて拡張し終了した。ステント留置5日後に腹部大動脈人工血管置換術を施行した。Gelsoft14×8㎜の人工血管を使用し下腸間膜動脈の再建も行った。経過は良好で術後9日で退院した。上腸間膜動脈狭窄を合併した腹部大動脈瘤に対して上腸間膜動脈にステント留置を施行してから腹部大動脈人工血管置換術を行うことで腸管虚血などの合併症なく良好な結果を得ることができた。
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