演題

RS-14-1

大動脈置換術後心房細動の検討

[演者] 久呉 洋介:1
[著者] 西 宏之:1, 山田 光倫:1, 関谷 直純:1, 高橋 俊樹:1
1:大阪警察病院心臓血管外科

【目的】CABG術後Afと比較して、胸部大動脈置換術後のAfに関しては明らかになっていない点が多い。今回胸部大動脈置換術後のAfについて検討を加えたので報告する。【方法】当科における2010年1月から2013年12月までの胸部大動脈手術95例を対象とし、術後Af発症と病因や術式、周術期因子、周術期投薬について検討した。【結果】術後Af発症例は21例であり、真性瘤やArch症例に多い傾向にあった。危険因子は高齢であり糖尿病などの併存症、人工心肺時間、弁膜症手術併施等の術式にも差は認められなかった。周術期landiolol投与症例(61例)の内、投与中のAf発症例は6例であったが、非発症例55例中8例で投与終了後にAfを認めた。【結語】胸部大動脈置換術後Af発症は真性瘤やArch症例に多い傾向にあり、術式や補助手段、併存症とは関連が認められなかった。周術期βブロッカーの投与が術後Afの発症を抑制する可能性が示唆された。
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