演題

RS-13-7

肺・消化器同時二重癌に対する手術方針の検討

[演者] 三浦 健:1
[著者] 坂本 鉄基:1, 塩野 裕之:1, 金泉 博文:2, 古形 修平:2, 磯野 小百合:2, 竹山 廣志:2, 加藤 寛章:2, 原 譲次:2, 辻江 正徳:2, 木谷 光太郎:2, 藤原 由規:2, 湯川 真生:2, 井上 雅智:2
1:近畿大学奈良病院呼吸器外科, 2:近畿大学奈良病院外科

最近5年間に経験した、原発性肺癌と消化器同時二重癌に対する5例(S状結腸癌2例、胃癌1例、胆嚢癌1例、食道癌1例)を対象として治療方針について検討した。食道癌の1例では、右開胸で右下葉切除に続いて食道亜全摘術・空腸再建術を同時に施行。これ以外の4例は消化器手術を先行、重篤な合併症なし。消化器~肺手術の期間:中央値39 (0-62) 日、初診~肺手術の期間:中央値60 (44-81) 日。5例中4例はcIB期肺癌で完全切除(pIA期、pIB期各2例)し再発なし。残る1例は、左舌区中枢肺癌(cT1aN0)。気道再建後の吻合部安静と禁煙期間確保のために、S状結腸癌手術を先行。39日目に胸膜播種と肺門リンパ節PA浸潤により試験開胸(pT2aN1、IIA期)となり8か月後肺癌死した。肺機能損失、気管支断端の安静、禁煙期間の確保から、消化器手術の先行が妥当。中枢型肺癌では、腫瘍の伸展の可能性を考え慎重な検討が必要。食道癌と右肺癌の合併では同時手術が可能。
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