演題

RS-13-6

縦隔原発褐色細胞腫の1例

[演者] 丸口 塁:1
[著者] 遠藤 秀紀:1, 山本 亮平:1, 工藤 恵:1, 半田 喜美也:1, 石毛 広雪:1
1:佐久総合病院外科

【症例】31歳男性。【病歴】健診胸部Xpにて縦隔異常陰影を指摘、後縦隔腫瘍として鏡視下に切除予定であった。しかし、術中腫瘍圧迫で収縮期血圧300㎜Hg以上の異常高血圧を認め、手術を中止、精査にて縦隔原発褐色細胞腫の診断であった。改めて術前より降圧薬使用にて切除の方針となった。【手術】前側方第7肋間開胸。腫瘍+一部横隔膜合併切除。手術時間246分。出血400ml。術中異常高血圧はほぼなく手術終了。病理診断も褐色細胞腫であった。【術後経過】術後9日目に軽快退院。術後尿中カテコラミン濃度は著明に低下していた。【考察】縦隔原発褐色細胞腫(傍神経節細胞腫)はまれであり、報告例では半数は無症状発見で、手術中異常高血圧から診断に至ったという報告も散見される。本症例では1度目の手術で異常高血圧を認めたため診断に至った。そして術前よりα遮断薬を使用し安全に2度目の手術を施行しえたと考えている。貴重な症例を経験したので報告する。
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