演題

RS-13-4

肺癌重粒子線治療後の局所再発に対するサルベージ手術の検討

[演者] 大沢 郁:1
[著者] 清水 公裕:1, 永島 宗晃:1, 大瀧 容一:1, 尾林 海:1, 矢澤 友弘:1, 齋藤 淳一:2, 白井 克幸:2, 藤田 敦:3, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科, 2:群馬大学重粒子線医学研究センター, 3:群馬県立がんセンター呼吸器外科

【はじめに】肺癌重粒子線治療後の局所再発に対しサルベージ手術を施行した2症例について検討した.【症例】症例1は68歳男性.右下葉肺癌cT2aN0M0 StageⅠBの診断で重粒子線治療が施行された.しかし1年後のPETで局所と右肺門部リンパ節の集積を認め,局所再発+リンパ節転移と診断し右下葉切除+リンパ節郭清を施行した.症例2は55歳男性.左上葉肺癌cT2bN0M0 StageIIAの診断で重粒子線治療及びTS1の内服を行なった.腫瘍縮小とCEAの低下を認めたが1年10ヶ月後CEAの再上昇とPETで局所の再集積を認め局所再発と診断し,左肺上葉切除+リンパ節郭清,第2〜5肋骨合併切除を施行した.【考察】症例1のように肺野のみに重粒子線が照射された場合は手術への影響は少ないが,症例2のように胸壁にも治療線量が照射された場合には正常組織への影響が大きく手術は難渋した.サルベージ手術においては重粒子線の照射範囲や照射部位により手術難易度が変わることが分った.
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