演題

RS-13-1

大腸癌、乳癌および肺癌の同時三重複癌をすべて根治切除できた一例

[演者] 雨宮 えりか:1
[著者] 松平 秀樹:1, 宮國 憲昭:1, 石川 あい:1, 野田 祐基:1, 日高 卓:1, 原 圭吾:1, 市原 恒平:1, 瀧 徹哉:1, 大橋 伸介:1, 伊藤 隆介:1, 長谷川 拓男:1, 薄葉 輝之:1, 平野 純:1, 小川 匡市:1, 川瀬 和美:1, 河野 修三:1, 黒田 徹:1, 吉田 和彦:1, 森川 利昭:2, 大木 隆生:2
1:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター外科, 2:東京慈恵会医科大学外科

【症例】70代女性。慢性関節リウマチ・高血圧症で他院通院中に貧血で上行結腸癌が発見され2012年7月に当院を紹介受診した。術前精査で左乳癌と両側多発肺結節を認め、まず9月に回盲部切除と左乳房部分切除が同時に行われた。次いで両側肺多発結節に対し胸腔鏡下右肺部分切除を行い、組織診断が反応性リンパ節であったため、大腸癌はstageⅡで補助療法を行わず、乳癌はstageⅠで後療法を行った。翌年2月CTで左肺尖部の結節のみが4ヶ月で腫瘍径9mmから14mmに増大し、PET-CT等で肺癌が疑われた。3月に胸腔鏡下左肺部分切除の術中迅速診断で原発性肺癌と診断され、左上大区域切除を行った。術後病理診断は肺小細胞癌pT1aN0M0 stageⅠAであり、術後化学療法を行った。術後17ヶ月現在、無再発生存中である。【結語】大腸癌、乳癌、肺癌の同時三重複癌に対し全てに根治的手術を施行し得た稀有な症例である。
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