演題

RS-11-8

食道癌手術症例における大腸重複癌症例の検討

[演者] 佐藤 礼佳:1
[著者] 竹村 雅至:1, 瀧井 麻美子:1, 吉田 佳世:1, 海辺 展明:1, 仁和 浩貴:1, 大嶋 勉:1, 菊池 正二郎:1, 笹子 三津留:1
1:兵庫医科大学上部消化管外科

食道癌外科的治療症例のうち大腸癌を重複した症例について検討を行った。(対象と検討項目)2010年4月から2014年6月までに外科的治療を行った食道癌120例のうち、大腸癌を重複した13例(10.1%)を対象とし、臨床病理学的検討を行った。(結果)対象が全例男性で平均年齢71歳であり、重複大腸癌は同時性5例、異時性8例(大腸癌先行:6例、食道癌先行:2例)であった。異時性先行大腸癌6例は全例大腸切除が行われ、3例で開腹下の胃管作製術を適応した。同時性重複癌は全例でPET/CTで大腸癌を指摘され、2例がESDを3例が同時手術を行った。食道癌術後に診断された2例はそれぞれ術1年、2年後に診断され、いずれも早期癌であった。(結語)食道癌手術例では重複癌の存在が治療方針の影響を与える重要な要因である。同時性重複癌の診断にはPET検査が有用で、術後も大腸癌の発症を念頭においた経過観察が必要である。
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