演題

RS-11-5

3群以上の遠位リンパ節転移を認めた食道粘膜癌症例の検討

[演者] 保坂 優斗:1
[著者] 奥村 浩:1, 内門 泰斗:1, 尾本 至:1, 恵 浩一:1, 喜多 芳昭:1, 上之園 芳一:1, 有上 貴明:1, 盛 真一郎:1, 大脇 哲洋:2, 石神 純也:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科, 2:鹿児島大学離島へき地医療人育成センター

【目的】食道粘膜癌のT1a-MM症例の約10%に存在するリンパ節転移陽性例の検討は重要.【対象】3群以上の遠位リンパ節転移を認めた食道粘膜癌症例の臨床病理学的特徴を検討.【結果】対象症例は3例、平均年齢59歳、男性2例女性1例.主病巣は、多発癌1例、表層拡大型2例.深達度は、pT1a-LPM 1例、pT1a-MM 2例.3群以上の遠位リンパ節転移部位は、右鎖骨上リンパ節(104R)1例、腹腔動脈周囲リンパ節(No.9)1例、総肝動脈管前上部リンパ節(No.8)1例.104RおよびNo.9転移症例は単発で、No.8転移症例は多発リンパ節転移及び胃壁転移を伴っていた.104転移症例は無再発生存、No.9転移症例は術後18カ月後肺転移再発後化学療中、No.8転移症例は腹部リンパ節再発後、術後29か月で死亡.【結語】粘膜癌でも表層拡大型症例では遠位リンパ節転移の可能性を念頭に置き、単発転移であっても再発の高リスク群としてのフォローアップが必要である.
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