演題

RS-11-4

胸部大動脈置換術後の食道癌に対して胸腔鏡下食道切除術を施行した1例

[演者] 藤枝 悠希:1
[著者] 北川 博之:2, 並川 努:2, 宗景 匡哉:2, 福留 惟行:2, 小林 道也:3, 花崎 和弘:2
1:高知大学卒後臨床研修センター, 2:高知大学外科一, 3:高知大学医療管理学

症例は70歳、男性。8年前に腹部大動脈瘤手術を、1年前に胸部大動脈瘤に対して大動脈置換術を施行された。嚥下困難を主訴に近医で内視鏡検査を施行され、食道癌を指摘された。Stage IIIと診断し、術前化学療法後に胸腔鏡下食道切除術、胃管後縦隔経路挙上頸部吻合を施行した。術中所見で右胸腔の癒着は認めず胸腔鏡手術が可能だったが、縦隔胸膜の瘢痕化と肥厚を認めた。左反回神経も同定可能だった。術後2日目に胸腔ドレーンの混濁を認め、内視鏡検査で再建胃管上部小彎側の壊死を認めた。CTでは右膿胸を認めた。胸腔ドレーンが効果的であり、気管膜様部と膿瘍は連続していないため保存的治療も可能と判断した。右胸腔にトロッカーを追加留置してドレナージと経腸栄養管理を行い、全身状態は改善した。
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