演題

RS-11-3

サルベージ手術を施行した化学放射線治療後再発上部食道癌の1例

[演者] 横田 啓一郎:1
[著者] 北川 博之:2, 宗景 匡哉:2, 並川 努:2, 小林 道也:3, 花崎 和弘:2
1:高知大学卒後臨床研修センター, 2:高知大学外科一, 3:高知大学医療管理学

症例は69歳、男性。右反回神経麻痺を伴う頸部・胸部上部食道癌の診断で、導入化学療法を施行後、根治的化学放射線治療を施行した。治療後CTで腫瘍は縮小し、内視鏡検査でも平坦化した。化学療法を継続したが、治療後7か月で食事摂取不能となり、CTで胸部上部食道に30mm大の腫瘍を認めた。内視鏡で門歯から20cmで全周性狭窄を認め、生検で扁平上皮癌と診断された。CRT後再発上部食道癌の診断で、胸腔鏡下サルベージ手術を施行した。106tbLと107、109の郭清は省略した。再建は後縦隔経路胃管再建、頸部器械吻合を行った。術後17日目に退院したが、退院後10日目に発熱と咳を主訴に受診した。CTで上縦隔右側に膿瘍形成を認め、内視鏡検査で吻合部右側に瘻孔を認めた。遅発性縫合不全による上縦隔膿瘍と診断し、内視鏡で縦隔ドレナージを行い改善した。
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