演題

RS-10-7

胃癌手術における術前内臓脂肪と臨床病理学的因子および予後との関係

[演者] 山下 晃平:1
[著者] 原田 和人:1, 岩上 志朗:1, 馬場 祥史:1, 清住 雄希:1, 大内 繭子:1, 中村 健一:1, 泉 大輔:1, 小澄 敬祐:1, 徳永 竜馬:1, 江藤 弘二郎:1, 杉原 栄孝:1, 蔵重 淳二:1, 日吉 幸春:1, 坂本 快郎:1, 宮本 裕士:1, 吉田 直矢:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【はじめに】内臓脂肪は癌の予後および術後短期成績に影響すると報告されている。【目的】胃癌切除例における術前の内臓脂肪量と臨床病理学的因子及び予後との関係を明らかにする。【対象及び方法】2005年4月から2011年12月までの当科における胃癌手術308例を対象に後向き検討した。内臓脂肪量は3次元画像解析システムボリュームアナライザーにて術直前の臍部のCTスライスを用いて測定した。【結果】術前内臓脂肪量は術前アルブミン値、術前総蛋白値、リンパ球数と相関し、内臓脂肪が少ない症例で術後の全生存率が有意に不良であった。術後短期成績では内臓脂肪が出血量、手術時間と相関し、Clavien-Dindo分類III以上の症例は内臓脂肪が有意に多かった。【結語】胃癌切除例において術前の内臓脂肪量低値群は栄養状態を反映し長期予後が不良であった。内蔵脂肪量高値群では術後合併症など短期成績が不良であり、術中腹部操作が煩雑であるためと考えられた。
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