演題

RS-10-2

通過障害を来した胃癌(StageIV)に対して腹腔鏡下食道空腸吻合を行った1例

[演者] 櫛谷 洋樹:1
[著者] 村川 力彦:1, 城崎 友秀:1, 梅本 一史:1, 鈴木 友啓:1, 武藤 潤:1, 加藤 航平:1, 山村 喜之:1, 中西 喜嗣:1, 吉岡 達也:1, 大竹 節之:1, 大野 耕一:1
1:帯広厚生病院外科

症例は51歳男性。胃癌(StageIV)による通過障害改善目的で外科に紹介となり審査腹腔鏡を行った。術中所見では多量の腹水を認め、腹腔内の至る所に播種を認めた。原発巣は胃全体に認められ、漿膜へ露出していた。脾腫を認め、胃壁には静脈瘤を認めた。食道付近には病変はなく、食道を露出。空腸挙上は犠牲腸管作成のみではなく、腸間膜の切開を追加した。挙上空腸を前結腸性に挙上し、overlap法にて食道空腸吻合を施行した。経口摂取可能となり、術後は合併症なく術後9日目に退院となった。退院後、徐々に経口摂取後の嘔吐を認めるようになり、退院後12日目に入院管理となり、術後7週間後に永眠された。 胃癌末期の通過障害を来した症例に対して、経口摂取可能とするための腹腔鏡下手術を経験し有効であった。終末期のQOL改善のため非常に有用であったため報告する。
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