演題

RS-10-1

膵頭十二指腸切除後、長期生存している高度局所進行胃癌の1例

[演者] 水野 宏論:1
[著者] 湯浅 典博:1, 竹内 英司:1, 後藤 康友:1, 三宅 秀夫:1, 永井 英雅:1, 吉岡 裕一郎:1, 小林 智輝:1, 張 丹:1, 細井 敬泰:1, 岩瀬 まどか:1, 山下 浩正:1, 浅井 悠一:1, 加藤 哲朗:1, 清水 大輔:1, 加藤 翔子:1, 前田 真吾:1, 毛利 康一:1, 宮田 完志:1
1:名古屋第一赤十字病院一般消化器外科

症例は43歳男性。平成18年10月に心窩部痛のため近医を受診し、胃の異常を指摘され当院を受診した。上部消化管内視鏡検査では胃前庭部に全周性の潰瘍限局型病変を認め、生検で中分化型管状腺癌と診断された。造影CTでは胃下部・膵頭部周囲のリンパ節の腫大、胃癌の膵頭部浸潤を疑う所見を認めた。以上より、胃癌(type2,cT4bN2M0,cStageIIIc)と診断し、膵頭十二指腸切除、リンパ節廓清を施行した。開腹所見では肝転移、腹膜播種を認めなかった。切除標本の肉眼所見では胃下部に90×50mmの潰瘍限局型腫瘍を認め、病理組織学的に tub2+muc、pT3(SS), pN3a(12個:#4d,6,7,8a,13a,14v), INFβ, ly1, v1, StageIIIBであった。術後補助化学療法としてTS-1(80mg/㎡/day)を1年間投与し、術後7年9ヶ月の現在、無再発生存中である。
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