演題

上部早期胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の短期治療成績

[演者] 櫻井 桃子:1
[著者] 矢島 和人:1, 岩崎 善毅:1, ゆう 賢:1, 石山 哲:1, 大日向 玲紀:1, 中山 祐次郎:1, 中野 大輔:1, 山口 達郎:1, 松本 寛:1, 高橋 慶一:1
1:がん・感染症センター都立駒込病院外科

目的当院の上部早期胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の現状について検討する.対象 2007年から当科で腹腔鏡下胃切除術を行った459名のうち上部胃癌91名を対象とした.両術式とも郭清はD1+とした.LPG 68名とLTG 23名を比較検討した.結果患者背景では多発胃癌がLTG症例では多く(LPG:LTG,3名:12名,P<0.05),ESD後症例はLTGが多かった(LPG:LTG,16名:2名,P<0.05).また,LTG症例は腫瘍径が大きかった(LPG:LTG,2.7 cm:5.6 cm,P<0.05).LPGの手術時間(LPG:LTG,259分:262分,P=0.732),出血量(LPG:LTG,60 ml:35 ml,P=0.208),在院期間(LPG:LTG,13日:14日,P=0.783)は両術式には差は認めなかった.食道空腸吻合部の縫合不全はLPGのみで認めた(LPG:LTG,6名:0名,P=0.185).結語縫合不全はLPGで有意に高率であった.LTGの短期治療成績はLPGよりも良好であり,長期成績およびQOL評価によってはLTGを選択してもよい可能性がある.
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