演題

幽門側胃切除術,RY法再建後の胆道系合併症から見た遠隔成績

[演者] 天木 美里:1
[著者] 矢島 和人:1, 岩崎 善毅:1, ゆう 賢:1, 大日向 玲紀:1, 石山 哲:1, 中野 大輔:1, 松本 寛:1, 山口 達郎:1, 中山 祐次郎:1, 高橋 慶一:1
1:がん・感染症センター都立駒込病院外科

目的:幽門側胃切除術(DG)Roux-en-Y(RY)後の中長期的な胆道系合併症の現状を明らかとする.方法:2年以上経過観察を行ったDG-RY170例を対象とした.DGは,D2郭清,予防的胆嚢摘出術,後結腸経路でのRY法再建を基本としている.検討項目は胆道系合併症の発生頻度,発生例の臨床病理学的な特徴,治療方法,治療成績とした.観察期間の中央値は48.0か月(範囲:19.9から88.6か月)であった.結果:胆道系合併症の発生は10例(5.8%)に認め,手術から胆道系合併症の発生までの期間は中央値で14.1か月(範囲:1.7か月から50.8か月)であった.リンパ節再発により閉塞性黄疸を来した9例はいずれも組織学的リンパ節転移が陽性であった.治療方法は,8例が経皮的胆道ドレナージ(PTCD)挿入し,2例は緩和治療を行った.経乳頭的な胆道処置は1例も行われなかった. 結語:DG-RY後の胆道系合併症はいずれも胃癌の再発であり,PTCD挿入を必要とした.
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