演題

硬膜外麻酔を使用しない腹腔鏡下胃切除の周術期疼痛管理

[演者] 太田 拓児:1
[著者] 川村 秀樹:1, 柴崎 晋:1, 吉田 雅:1, 本間 重紀:1, 高橋 典彦:1, 高橋 周作:2, 高橋 昌宏:2, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I, 2:JA北海道厚生連札幌厚生病院外科

【背景】腹腔鏡下胃切除術は開腹手術と比較し術後疼痛が少ないとされる。当科では2013年9月より硬膜外麻酔の使用を中止し、経口鎮痛剤を中心とした疼痛管理に変更した。本法の有効性をretrospectiveに検討した。【方法】帰室後よりfentanylの24時間投与、ならびにcelecoxibを4日間投与する管理法を2013/9月~2014/7月までに29例(C群)に施行した。Face scaleによる疼痛評価と頓用の鎮痛剤投与回数を硬膜外麻酔のみで管理をした184例(E群)と比較検討した。【結果】患者背景や手術因子に両群間で有意差は認めなかった。C群では、fentanylによる副作用やcelecoxによる副作用は認めなかった。Face scale比較では、1~2PODは同等であったが、3POD以降は有意にC群の方が低かった。鎮痛剤使用総回数は、両群間で有意差を認めなかった。【結語】硬膜外麻酔を使用せずfentanylとcelecoxを併用した術後鎮痛管理は、硬膜外麻酔と遜色ない可能性が示唆された。
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