演題

RS-8-3

MRシネによる腸管機能不全の診断的活用

[演者] 石川 倫啓:1
[著者] 本多 昌平:1, 湊 雅嗣:1, 藤澤 空彦:1, 岡田 忠雄:2, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I, 2:北海道教育大学 養護教育専攻 医科学看護学分野2

【はじめに】小児の消化管運動異常の的確な評価・診断は困難だが、近年MRシネを用いた検査方法が有用とされている。腸管機能障害の患児2例につきMRシネの有効性につき検討し、若干の文献的考察と併せて報告する。【結果】患児1:4歳女児。出生後MMIHSと診断され在宅中心静脈栄養管理中。3歳頃より排便がみられるようになったが、上部消化管造影では十二指腸より先は造影されず。MRシネにて小腸内腔に腸液を認めたため胃瘻栄養を開始する方針とした。患児2:5歳男児。多発腸閉鎖症に対し計10回の開腹手術歴あり、現在短腸症候群の管理を行っている。経時的なMRシネにて小腸の蠕動、拡張形態に著変は認めず、腸管通過不良の改善を目指して今後外科治療の方針である。【考察・結語】MRシネを用いて通過障害の原因や場所の同定、腸管蠕動評価が可能となる。特に経時的にMRシネを施行することにより腸管adaptationの状態を判断するのに有用である可能性が示唆された。
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