演題

RS-8-2

小児における単孔式経臍腹腔鏡補助下手術

[演者] 西田 ひかる:1
[著者] 平松 友雅:1, 内田 豪気:1, 大橋 伸介:2, 桑島 成央:1, 芦塚 修一:1, 吉澤 穣治:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科, 2:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター外科

【はじめに】単孔式経臍腹腔鏡補助下手術(Trans-umbilical laparoscopically assisted surgery;TULAS)は,目的臓器の検索,授動を腹腔鏡で行い臓器への直接操作は創外で直視下に行うhybrid手術であり,完全鏡視下手術に比べ容易である.またエネルギーデバイスや回収用バッグが不要のため,医療経済面でも利点がある.【対象と方法】 過去12ヶ月間に当院で施行したTULAS13例について後方視的に検討した.【結果】年齢は1〜14歳で,術式は虫垂切除7例,Meckel憩室切除4例,腸間膜リンパ節生検1例,重複腸管切除1例であった.全例でラッププロテクターおよびEZアクセスを用い,ポート追加や創延長を要さず完遂できた.周術期合併症は認めず.患者および家族の手術瘢痕に対する満足度は高かった.【結語】適応を選べば,小児腹部疾患に対するTULASは腹腔鏡と開腹の双方の利点を取り入れた,安全で有効な術式であった.今後は慎重にさらなる適応拡大を目指したい.
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