演題

RS-8-1

カプセル内視鏡で診断し単孔式腹腔鏡補助下に切除した小腸海綿状血管腫の1女児例

[演者] 小山 亮太:1
[著者] 鈴木 信:1, 内田 康幸:1, 大竹 紗弥香:1, 石毛 崇:2, 荒川 浩一:2, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科, 2:群馬大学小児科

症例は8歳女児。Hb4台まで低下する貧血を頻回認め、便潜血陽性所見などから消化管出血を疑われ当院小児科紹介受診。メッケルシンチ、上部および下部消化管内視鏡、経肛門的シングルバルーン内視鏡を施行するも明らかな出血源を同定出来ず、カプセル内視鏡を施行。十二指腸到達から1分程度の場所に血管腫様病変を認め、同部位が責任病変と判断し切除目的に当科紹介となった。漿膜面より部位同定が困難な際に経口的ダブルバルーン内視鏡を準備した状態で全身麻酔下に腹腔鏡下観察を行った。臍下部に孤状切開を置き単孔式でアクセスし、トライツ靱帯より約15cmの部位の漿膜面に一部血管異常を認め同部位の肛門側に漿膜の嵌入像を認めたことより病変部と判断した。同部位を臍部創より引き出し、体外にて約15cmの小腸部分切除術を施行した。術後経過は問題なく術後6日目に退院、貧血の再発を認めていない。
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