演題

RS-7-5

術後4年目にメッシュ感染を生じた腹壁瘢痕ヘルニアの1例

[演者] 横田 光央:1
[著者] 二渡 信江:1, 中本 修司:1, 信太 昭子:1, 小野里 航:1, 近藤 康史:1, 高橋 禎人:1, 西 八嗣:1, 池永 誠:1, 渡邊 昌彦:2
1:北里大学メディカルセンター外科, 2:北里大学外科

症例は80歳の男性で,2005年2月に穿孔性虫垂炎にて虫垂切除術を施行された.術後3年目に腹壁瘢痕ヘルニアを発症し,コンポジックスメッシュを用いたヘルニア修復術が施行された.術後創部感染を認めたが保存的治療で軽快した.2013年10月に腹痛を主訴に受診した.右下腹部の術創に圧痛,発赤を認め,また腹部CTにおいて腹壁直下に低吸収域を認め腹壁膿瘍と診断した.メッシュ感染も懸念されたが,ドレナージ目的に入院し,閉鎖式ドレーンを挿入した.症状軽快し一旦ドレーン抜去となるも,少量ずつ排膿されていたため,VAC療法を施行した.しかし,その後も排膿が持続していたため,2014年6月にメッシュ除去術および洗浄ドレナージ術を施行した.術後第7病日に経過良好で退院した.術後はヘルニアの再発,感染の再燃は認めていない. 腹壁瘢痕ヘルニアの術後4年を経過してメッシュ感染を発症した1例を経験したので報告する.
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