演題

RS-7-3

後腹膜原発myxofibrosarcomaの1例

[演者] 小羽田 悠貴:1
[著者] 文 正浩:1, 黒川 知彰:1, 小田切 数基:1, 山口 恵美:1, 澤田 元太:1, 山下 晋也:1, 井上 雅史:1, 伊禮 俊充:1, 中平 伸:1, 清水 洋祐:1, 富永 春海:1, 畑中 信良:1
1:国立病院呉医療センター・中国がんセンター外科

症例は65歳, 男性. 左腹部腫脹の精査目的に当院紹介となった. CT 検査で骨盤内から左側腹部に, 17㎝大の腫瘍を認め, MRI検査のT2強調像で高信号を示したため, 粘液成分主体の腫瘍を疑い, 手術を施行した. 後腹膜由来で長径28cmの腫瘍を認めたが, 周囲臓器への浸潤はなく, 摘出できた. 病理検査で間質粘液を伴う非上皮性腫瘍像を認め, myxofibrosarcoma(以下, MFS)と診断された. 術後4ヶ月目のCT検査で再発を認め, 再手術を施行したが, 腫瘍は周囲臓器に浸潤し,播種を来しており, 可及的に摘出した. しかし, 再手術1ヵ月後に再々発を認め, 現在緩和治療中である. MFSは主に四肢皮下に発生し, 後腹膜原発はきわめてまれである. MFS は浸潤傾向が強く広範囲切除が必要となるが, 後腹膜の解剖上marginを取ることは困難である. また, 再発率は高く, 再発を繰り返すごとに悪性度が高くなる可能性があり, 十分なmarginを取った根治的切除が必要と考えられる.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版