演題

RS-7-2

胃癌術後内ヘルニア3例の検討

[演者] 飯高 さゆり:1
[著者] 西田 正人:1, 東園 和哉:1, 八木 浩一:1, 愛甲 丞:1, 清川 貴志:1, 山形 幸徳:1, 山下 裕玄:1, 森 和彦:1, 野村 幸世:1, 瀬戸 泰之:1
1:東京大学胃食道外科

当院で経験した胃切除R-Y再建(結腸前経路)後の内ヘルニア症例を報告する。症例1:47歳女性。腹腔鏡補助下幽門側胃切除後4年。Petersen`s defectにほぼ全小腸が嵌入、捻転していた。症例2:78歳女性。開腹胃全摘術後7か月、腹腔鏡下観察で空腸空腸吻合部の腸間膜間隙に肛門側の腸管が陥入していた。症例3:63歳男性。開腹幽門側胃切除後3年半、Petersen`s defectにTreitz靱帯近くの空腸が嵌入し鬱血していた。いずれも腹痛を契機とし、CTで内ヘルニアまたは絞扼性イレウスと診断した。早期の手術治療で腸管壊死はなく、ヘルニア門閉鎖を施行した。胃癌術後内ヘルニアは少ないが、腸管虚血の可能性があり早期の外科的介入が必要である。予防にはR-Y再建に伴い発生する孔の確実な閉鎖が望ましいと考えられた。
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