演題

膵頭十二指腸切除におけるFast track surgeryと周術期サルコペニア

[演者] 西田 保則:1
[著者] 加藤 祐一郎:1, 後藤田 直人:1, 高橋 進一郎:1, 小西 大:1
1:国立がん研究センター東病院肝胆膵外科

はじめに:当科での膵頭十二指腸切除におけるFast track surgeryについて、周術期の骨格筋量を中心に評価した。対象と方法:2011年1月~2014年4月の膵頭十二指腸切除施行166例。全例を同一のクリニカルパスにて管理。術前治療前、術前減黄処置前、術直前、退院後CTにおけるL3レベルの骨格筋面積を測定。術前サルコペニアの有無、周術期の骨格筋量の変化を、周術期関連因子と比較した。結果:術前サルコペニア群と非サルコペニア群では、年齢、BMI、栄養指標で有意差を認めたが、合併症、在院日数には差はなかった。骨格筋量は術前治療前後では変化はなかったが、術前減黄前後では76例中57例で減少を認め平均減少率は8.8%であった。退院後CTでも術前と比較し、156例中129例で減少を認めた。考察:骨格筋量は特に術前減黄期間、術後に著明に低下を認め、栄養、運動療法などによる介入で、膵頭十二指腸切除における成績向上につながる可能性がある。
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