演題

肺転移をきたした多発内分泌腫瘍症1型(MEN-Ⅰ)に伴う膵内分泌腫瘍(PNET G1)の1例

[演者] 三上 翔:1
[著者] 種村 匡弘:1, 高 正浩:1, 塚田 遼:1, 浦川 真哉:1, 額原 敦:1, 若杉 正樹:1, 鄭 充善:1, 益澤 徹:1, 岸 健太郎:1, 鳥 正幸:1, 吉留 克英:1, 赤松 大樹:1
1:大阪警察病院外科

【背景】膵胃十二指腸神経内分泌腫瘍はMEN-Ⅰの50-80%に発生し、腫瘍の転移臓器は肝が最多である。【症例】43歳, 男性。2004年健診で副甲状腺機能亢進症を指摘、両側摘出術を施行。同時に遺伝子検査でMEN-Ⅰと診断された。2010年左腎癌に対し摘出術を施行、2013年術後follow up CTで左上葉軟部陰影を指摘され経過観察されていた。2014年低血糖発作にて救急搬送、CT, SACI test, EUS-FNAでPNET G1と診断、手術目的に外科紹介となった。術前PETで左上葉軟部陰影にFDG異常集積があり、TBLBにてPNET G1の組織診を得て肺転移と考えられた。膵全摘術および左上葉切除術の二期的根治術を予定している。【考察】PNETの転移臓器は肝が最多で、本症例の様に肺転移を伴うPNETの報告は本邦では自験例のみで極めて貴重な症例であり、臨床病理学的検討を加え報告する。
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