演題

プランマー病に対して甲状腺全摘術を施行した2例

[演者] 柳谷 昌弘:1
[著者] 伊藤 吾子:1, 三島 英行:1, 八代 享:1, 奥村 稔:1
1:日立総合病院外科

【はじめに】プランマー病とは自律的に甲状腺ホルモンを過剰分泌する甲状腺腫である。今回われわれは大きな多結節性甲状腺腫によるプランマー病の2例に対して甲状腺全摘を施行した。【症例1】60歳女性。54歳時から腺腫様甲状腺腫によるプランマー病と診断された。薬物療法を行うも甲状腺腫大が増悪し縦隔内へ進展した。2011年2月に甲状腺全摘術を施行した。【症例2】78歳女性。2013年11月に呼吸苦が出現し,心不全で緊急入院した。慢性心房細動を指摘され,プランマー病と診断された。薬物加療を行うも副作用で中止した。巨大甲状腺腫も認め,2014年6月に甲状腺全摘術を施行した。【結語】われわれの経験した2例のうち,症例1は縦隔甲状腺腫であったこと,症例2は抗甲状腺薬で副作用が生じ,甲状腺腫が大きいことから手術を施行した。大きな甲状腺腫を伴うプランマー病に対して手術療法は有用である。
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