演題

子宮内膜症による腸閉塞に対して腹腔鏡手術を施行した1例

[演者] 浅野 聡子:1
[著者] 井上 宰:1, 臼田 昌広:1, 鈴木 洋:1, 村上 和重:1, 齋藤 之彦:1, 中川 智彦:1, 中村 崇宣:1, 松本 翔子:1, 水井 崇浩:1, 菖野 佳浩:1, 西牧 宏泰:1, 宮田 剛:1, 望月 泉:1
1:岩手県立中央病院消化器外科

【症例】38歳女性【既往歴】20歳から子宮内膜症。平成10年 卵巣チョコレート嚢胞で手術。平成25年9月と10月に月経周期に一致した腸閉塞を発症し、保存的に加療、婦人科へ紹介、内服加療開始。【現病歴】平成26年7月中旬 腹痛、嘔気あり当院救急外来を受診。単純CTで腸閉塞と診断、消化器内科に入院し、イレウスチューブ挿入。造影検査で回腸に明らかな狭窄像を認めた。今後も腸閉塞が再発する可能性が高いと考えられ、外科的治療となった。【経過】7月下旬 腹腔鏡補助下小腸部分切除術を施行。左卵巣にチョコレート嚢胞と回腸の癒着を認め、腸閉塞の原因となっていた。術後5日目に退院。術後経過は良好。【結語】子宮内膜症を有する婦人の10~20%程度に消化管子宮内膜症がみられ、小腸部は7%と低頻度。本症例は、腹腔鏡で診断を確認した上で、イレウスを解除することができ、診断、治療が低侵襲に行われた点において、腹腔鏡手術が有用な一例だった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版