演題

巨大後腹膜平滑筋肉腫の1切除例

[演者] 大楽 勝司:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 古川 賢英:1, 満山 喜宣:1, 柴 浩明:1, 衛藤 謙:1, 小川 匡市:1, 三澤 健之:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

症例は63歳男性。腹部腫瘤を自覚し、近医受診。腹部CTで右後腹膜に腫瘤性病変を認め、精査加療目的で当院紹介となった。腹部CT、MRIで肝門部から膵後面、右後腹膜を占める20cm大の腫瘤を認め、後腹膜由来の悪性腫瘍の診断にて手術を施行した。腫瘍は周囲組織に浸潤しており、膵頭十二指腸切除に加え、右腎摘出、右半結腸切除、下大静脈合併切除を施行し、腫瘍を切除し得た。病理診断は平滑筋肉腫で膵浸潤陽性で右腎静脈内に腫瘍栓を認めた。術後1年5か月で局所再発を認め、全身化学療法を開始したが徐々に全身状態が悪化し、術後2年4か月目に腫瘍死された。今回、膵頭十二指腸切除術に加え周辺臓器合併切除により切除し得た巨大後腹膜平滑筋肉腫の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する。
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