演題

結腸原発悪性リンパ腫の2例の検討

[演者] 笠原 健大:1
[著者] 松土 尊映:1, 榎本 正統:1, 石崎 哲央:1, 久田 将之:1, 粕谷 和彦:1, 勝又 健次:1, 土田 明彦:1
1:東京医科大学外科学第三講座

大腸原発悪性リンパ腫は稀な疾患であり、大腸悪性腫瘍の0.1-0.7%と報告されている。消化管原発悪性腫瘍の中で見ても、胃・小腸に比べて発生頻度は低く、3-15%と報告されている。また腸重積は90%以上が2歳未満の小児に発症し、成人での発症は5%未満である。成人における腸重積は80%以上に器質的疾患があるとの報告がある。器質的病変を有する疾患の為に、治療は外科的切除の占める割合が多いが、切除例の検討で悪性リンパ腫が原因となったものは12-20%と報告されている。したがって、大腸原発悪性リンパ腫で腸重積を伴う病態は極めてまれである。医中誌において「大腸」「悪性リンパ腫」「腸重積」での検索では過去18例が報告されているのみである。今回我々は右側結腸由来の悪性リンパ腫3例を2013年以降に経験し、うち1例は悪性リンパ腫により腸重積を発症した症例であったので、文献的考察を含め報告する
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