演題

大腸癌におけるmicroRNA-449a発現の意義

[演者] 石川 大地:1
[著者] 島田 光生:1, 森根 裕二:1, 居村 暁:1, 池本 哲也:1, 荒川 悠佑:1, 岩橋 衆一:1, 齋藤 裕:1, 山田 眞一郎:1, 寺奥 大貴:1, 吉川 雅登:1
1:徳島大学消化器・移植外科

【背景】microRNA-449a(miR449a)はHiston deacetylase1(HDAC1)発現を調節することでTumor suppressorとして機能することが報告されているが、大腸癌での生物学的意義は不明である。【方法】大腸癌切除72例(転移性肝癌16例を含む)の癌部miR449a発現をqPCR法で測定し、臨床病理学的因子との関連を検討した。また免疫染色によりHDAC1発現を評価しmiR449aとの相関を検討した。【結果】miR449a発現はMP以深、ly陽性、v陽性の症例で低く、また原発巣に比べ肝転移巣で低下していた。miR449a発現はHDAC1発現と逆相関する傾向を有した。全生存率、無再発生存率共にmiR-449a低発現群で有意に不良であり、StageⅡ、Ⅲ症例においてもmiR449a低発現群において無再発生存率が不良であった。さらにmiR449a低発現は多変量解析にて独立無再発予後規定因子として抽出された。【結論】大腸癌におけるmiR449aはHDAC1発現を調節し癌進展に関与し得ると考えられた。
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