演題

S状結腸癌腋窩リンパ節転移の1例

[演者] 安達 奏:1
[著者] 白畑 敦:1, 筋師 健:1, 橋本 清利:1, 三浦 康誠:1, 大山 真有美:1, 早稲田 正博:1, 鈴木 哲太郎:1, 高坂 佳宏:1, 松本 匡史:1, 石田 康男:1
1:横浜旭中央総合病院外科

症例は73歳、女性。腹痛を主訴に当院受診し、下部消化管内視鏡検査にてS状結腸癌と診断された。腹部骨盤造影CT検査では腹部大動脈周囲、左総腸骨動脈周囲、腸間膜リンパ節の腫大を認めた。また胸部造影CT検査では右肺下葉に転移を認め縦隔、左鎖骨上、左腋下のリンパ節の腫大を認めた。左乳房内には腫瘤性病変は認めなかった。左腋下リンパ節生検を施行し病理組織学検査では不規則な癒合傾向を示す中分化型腺癌で、CK7陰性、CK20陽性でありS状結腸癌由来と診断した。最終診断はS状結超癌 type2 cSEcN3cM1b(PUL, LYM)cH0cP0cPUL1 と診断し化学療法の方針とした。現在外来化学療法中である。大腸癌からの腋窩リンパ節転移は極めてまれでその報告例は少ない。今回我々はS状結腸癌腋窩リンパ節転移の1例を経験したので本邦報告例11例の臨床病理学的検討、腋下リンパ節への転移経路に関しての検討を加え報告する。
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