演題

当科でのCrohn's Diseaseに合併した痔瘻癌についての検討

[演者] 山田 沙季:1
[著者] 亀山 仁史:1, 阿部 馨:1, 庭野 稔之:1, 岩城 孝和:1, 廣瀬 雄己:1, 八木 亮磨:1, 田島 陽介:1, 中野 麻恵:1, 佐藤 洋:1, 木戸 知紀:1, 岡村 拓磨:1, 中野 雅人:1, 永橋 昌幸:1, 島田 能史:1, 坂田 純:1, 小林 隆:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

症例1:38歳女性.Crohn’s Disease(CD)発症から17年,肛門周囲膿瘍発症から13年経過した症例.膣からの排膿,会陰部痛を認め,直腸膣瘻部癌の診断で後方骨盤内臓全摘術を施行した.tub2-por,muc,両側膣動脈根部リンパ節転移(+),T4bN0M1(LYM) StageⅣと診断.局所再発と肺転移を認め,術後2年3か月で原病死となった.症例2:44歳男性.25年経過したCD症例.肛門痛を有し,痔瘻癌の診断で腹会陰式直腸切断術を施行した.tub1,muc,T3N0M0 StageⅡと診断.術後2年6か月無再発である.症例3:43歳男性.19年経過したCD症例.難治性肛門周囲膿瘍を有し,痔瘻癌の診断で直腸切断術を施行した.muc,T4bN0M0 StageⅡと診断.局所再発し,術後2年で原病死となった.いずれもCT,MRI,PET-CTで特異的所見を認めなかった.CDに合併する悪性腫瘍の画像診断は困難であり,肛門部症状を有する長期経過CDは,フォローアップCF或いは麻酔下生検等を考慮すべきである.
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