演題

mFOLFOX6導入後に高アンモニア血症に伴う意識障害を認めた再発盲腸癌の1例

[演者] 山内 拓郎:1
[著者] 渋谷 俊介:1, 山田 剛裕:1, 小塩 弘樹:1, 客本 ゆき恵:1, 谷村 武宏:1, 玉手 義久:1, 伊藤 靖:1, 鈴木 雄:1, 楠田 和幸:1, 郷右近 祐司:1
1:岩手県立胆沢病院外科

【はじめに】mFOLFOX6療法導入後に高アンモニア血症に伴う意識障害を発症した再発盲腸癌の1例を経験した。【症例】77 歳、男性現病歴:2011年11月盲腸癌に対して回盲部切除を施行。進行度はStageⅢbであった。術後再発で癌性腹膜炎となり通過障害を来したため、2014年4月に2ケ所のバイパス術を施行した。5月にmFOLFOX6を開始。1コース目の導入から42時間後に突然の意識障害を発症、意識レベルはJCSⅢ-300であった。抗癌剤の投与を中止し、意識障害の原因検索を行ったところ血清アンモニア値が312μg/dlと高アンモニア血症となっていた。アミノレバン投与と大量輸液を行い、アンモニア値は速やかに低下し意識状態も改善した。【結語】FOLFOX療法中に意識障害を発症した場合、高アンモニア血症を念頭にあげて診断、治療に臨む必要がある。
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