演題

直腸癌に対する腹腔鏡下直腸切断術後骨盤死腔炎に関する検討

[演者] 良元 俊昭:1
[著者] 島田 光生:1, 岩田 貴:1, 吉川 幸造:1, 東島 潤:1, 中尾 寿宏:1, 西 正暁:1, 高須 千絵:1, 江藤 祥平:1
1:徳島大学外科

【背景】骨盤死腔炎(PDSI)は、直腸切断術後難治性合併症のひとつである。直腸癌腹腔鏡下直腸切断術におけるPDSIリスク因子について検討を行い、骨盤最大横径105mm以上がリスク因子である可能性が考えられた。【対象・方法】2003年1月〜2014年7月に腹腔鏡下直腸切断術を施行した直腸癌患者をPDSI群 (n=14)、PDSI非発症群(NPDSI)群 (n=36)に分類し、患者背景、骨盤径、手術因子、腫瘍因子、短期予後、長期予後について比較検討した。【結果】PDSIの起炎菌にEnterococcus(57.1%)を多く認めた。患者背景に関してPDSI群で腹部手術の既往を多く認めた。骨盤径に関して、PDSI群に最大骨盤横径105mm以上の症例を多く認めた。手術因子、腫瘍因子、短期・長期予後に差を認めなかった。【結語】骨盤最大横径105mm以上、腹部手術の既往がPDSIリスク因子の可能性がある。
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