演題

人工肛門閉鎖術におけるSSI発生の検討

[演者] 谷浦 隆仁:1
[著者] 百留 亮治:1, 梶 俊介:1, 象谷 ひとみ:1, 藤井 雄介:1, 波里 瑶子:1, 川原 大輔:1, 木谷 昭彦:1, 松原 毅:1, 山本 徹:1, 林 彦多:1, 平原 典幸:1, 矢野 誠司:1, 田島 義証:1
1:島根大学消化器・総合外科

【はじめに】汚染手術である人工肛門閉鎖術における術後合併症の多くは手術部位感染症(Surgical Site Infection:SSI)である。当科における人工肛門閉鎖術のSSI発生率に関して調査した。【対象・方法】2008年4月から2014年6月までの当科での人工肛門閉鎖術症例32例を対象としretrospectiveに検討した。患者の臨床的背景は男/女=23例/9例、年齢 64.5歳[50-82]で、人工肛門様式は双孔式小腸ストマ13例、双孔式横行結腸ストマ14例、単孔式S状結腸ストマ5例であった。術式は環状皮膚縫合法10例、単純縫合法22例であった。【結果】対象患者全体のSSI発生は32例中11例(34.3%)であった。また、小腸ストマ群:大腸ストマ群=3.1%:31.2%[p=0.0109]であったが、人工肛門様式以外の因子ではSSI発症率に統計学的有意差は認められなかった。【結語】人工肛門閉鎖術後のSSIは大腸ストマの閉鎖で多くみられ、注意を要する。術後SSIを減らす術式の工夫が必要である。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版