演題
RS-1-2
鏡視下シミュレーターを用いた鏡視下手技の評価方法について |
我々は, この度腹腔鏡下手術シミュレータ LapPASS LP100を導入した. この装置には訓練アプリケーションとして, 基本手技訓練ソフトウェア, 手術時緊急対応訓練ソフトウェア, トロッカーシミュレーション, 診療科別手術訓練ソフトウェアがインストールされている. その中の基本手技訓練ソフトウェアを用いて, 外科医, 研修医及び学生の手術手技の評価を行ったので検討した. 評価を検討した手技は, 斜視内視鏡操作, cliping操作など4手技のシミュレーションを選択した. また, デバイスに対する習熟度とシミュレーターの成績の関連性の検討を, 外科医10人と研修医10人の2群で上記シミュレーションにて比較した. シミュレーターの成績のうち項目として主に, 左右鉗子の総移動距離及び操作回数, シミュレーションの完了時間などについて比較検討した.