演題

OP-299-4

GSDM遺伝子ファミリーの腫瘍マーカーとしての有用性について検討

[演者] 折田 創:1
[著者] 田中 成和:2, 渡邉 駿介:1, 松澤 宏和:1, 水口 このみ:1, 伊藤 智彰:1, 瀬沼 幸司:1, 櫛田 知志:1, 櫻田 睦:1, 前川 博:1, 和田 了:3, 城石 俊彦:2, 佐藤 浩一:1
1:順天堂大学静岡病院外科, 2:国立遺伝学研究所, 3:順天堂大学静岡病院

(はじめに)Gasdermin (Gsdm)遺伝子は、脱毛を示す突然変異マウスRim3の原因遺伝子探索過程で見出された新規遺伝子ファミリーである。表皮および消化管細胞の増殖・分化の制御に関わっていることが知られている。また、ヒトホモログは、消化器癌関連ゲノム領域に存在し、癌の進行との関連が指摘されている。今回我々は、上部消化管に高発現しているGSDM Aと下部に高発現しているGSDM Dに焦点をあて、大腸癌における検討を行う。(対象) 当院において2013年1年間に治療を行った腺癌症例30例(StageⅠ10例 StageⅡ10例 StageⅢa 10例)(方法) 癌部と非癌部で、GSDM A, Dの免疫染色を行い、この発現をスコア化し(Intensity0~3 area1~4)、このスコアと臨床病理学的な検討を行う。(結果) GsdmAは、正常部ではほとんど発現を認めないものの癌においてはStageが上がる毎有意差をもってその発現の上昇を認めた。一方GsdmDでは逆の相関を認めた。
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