演題

OP-299-1

Colitic cancerならびにSporadic colorectal cancerにおけるLINE-1メチル化の臨床的病理学的意義

[演者] 野口 智史:1
[著者] 問山 裕二:1, 今岡 裕基:1, 森 浩一郎:1, 井出 正造:1, 三枝 晋:1, 荒木 俊光:1, 井上 靖浩:1, 田中 光司:1, 内田 恵一:1, 毛利 靖彦:1, 楠 正人:1
1:三重大学消化管・小児外科

Colitic cancer(CAC)ならびに大腸癌(CRC)のLINE-1メチル化レベルを測定し,臨床病理学的因子, Microsatellite instability(MSI),腫瘍浸潤リンパ球(TIL)との関連を検討した。潰瘍性大腸炎(UC)の粘膜(盲腸,横行結腸,直腸),CAC,CRC,CRC周囲大腸粘膜,正常大腸粘膜のLINE-1メチル化レベルをパイロシークエンス法にて測定した。またCD8,FOXP3を免疫染色し,CRC内のTIL数を計測した。microsatellite locus markerを用いてMSIと MSSを判定した。CACはUC粘膜に比べ, LINE-1メチル化レベルは有意に低く,ROC解析でAUC=0.92と高い分別能を示した。CRCのLINE-1メチル化レベルは正常大腸粘膜に比べ有意に低かった。また,LINE-1低メチル化と高中分化型, MSS,低TILと有意に関連を認めた。LINE-1メチル化レベルはCACの組織診断補助マーカーになる可能性が示唆された。CRCにおけるLINE-1メチル化レベルは組織型,MSI,TILと相関を認め,癌の性質との関連が示唆された。
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