演題

OP-298-7

内臓脂肪による大腸癌手術難易度を術前に予測する因子の検討

[演者] 平本 悠樹:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 衛藤 謙:1, 橋爪 良輔:1, 宇野 能子:1, 根木 快:1, 北川 和男:1, 小菅 誠:1, 柴 浩明:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【背景と目的】内臓脂肪が多い患者に対する大腸癌手術は比較的手術難易度が高いと考えられる。術前の肥満度評価として、BMI、内臓脂肪率などの有用性を検討した。【対象と方法】当院にて2013年1月から12月までに施行された大腸癌手術のうち、結腸右半切除術 および高位前方切除術を施行した78例を対象とした。内臓脂肪に関連する因子として、内臓脂肪面積、内臓脂肪率、腹囲、BMIの4項目を術前CTにて計測した。手術難易度に関係する因子として、出血量、手術時間、合併症の有無、術後在院日数の4項目を挙げ、上記4項目との相関を調べた。【結果】出血量、術後在院日数、合併症の有無と相関する因子は認めなかった。手術時間は内臓脂肪面積、腹囲と有意に相関を認めた。BMIおよび内臓脂肪率は、すべての手術難易度に関係する因子と相関を認めなかった。【結語】大腸癌手術難易度予測の方法として、簡便に計測できる腹囲が、BMIよりも有用な可能性が示唆された。
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