演題

OP-297-8

筋肉量の経時的変化は切除不能・再発大腸癌患者の予後予測因子となりうる

[演者] 吉川 祐輔:1
[著者] 岡林 剛史:1, 長谷川 博俊:1, 鶴田 雅士:1, 清島 亮:1, 高橋 秀奈:1, 山田 暢:1, 松井 信平:1, 近藤 崇之:1, 島田 岳洋:1, 松田 睦史:1, 矢作 雅史:1, 浅田 祐介:1, 杉浦 清昭:1, 鈴木 佳透:1, 田島 佑樹:1, 中太 淳平:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

【目的】大腸癌化学療法導入前後における筋肉量と予後の関連性を解析し,筋肉量の予後予測因子としての有用性を検討した.【対象・方法】切除不能・再発大腸癌に対して化学療法を施行された91症例を対象とした. CTを用いて化学療法導入前後のlumber skeletal muscle index (SMI: L3レベルの筋肉面積(cm2)/身長(m)2)を測定し,bSMI,fSMIとした.また,fSMIがbSMIより10%以上減少した18症例を筋肉量減少群と定義し,化学療法前後の筋肉量とその経時的変化が全生存期間,無増悪生存期間に与える影響を解析した.【結果】筋肉量関連因子,臨床病理学的因子による多変量解析の結果,有意差を認めた項目は筋肉量減少の有無のみであった.【結語】切除不能・再発大腸癌に対する化学療法導入前後の筋肉量の変化は,治療を開始してから比較的早期に患者予後を予測可能とする有用な指標と考えられた.
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