演題

OP-297-5

大腸癌における術後全身炎症反応の予後予測因子としての有用性

[演者] 渋谷 雅常:1
[著者] 前田 清:1, 永原 央:1, 大谷 博:1, 菅野 兼史:1, 池谷 哲郎:1, 井関 康仁:1, 櫻井 克宣:1, 山添 定明:1, 木村 健二郎:1, 豊川 貴弘:1, 天野 良亮:1, 久保 尚士:1, 田中 浩明:1, 六車 一哉:1, 大平 雅一:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科

目的:大腸癌術後全身炎症反応の予後予測因子としての有用性を検討した。対象と方法:対象は根治術を施行し、退院後初の外来再診時に血液検査を施行したstage2・3大腸癌254例。NLR、CRP、GPSを算出し予後との相関を検討。NLRおよびCRPのcut-off値はそれぞれ2.5、1.0とした。結果:術後NLRおよびCRPに関しては高値群において全生存期間が有意に予後不良であり、術後GPSに関しては1・2点群で予後不良となる傾向が認められた。臨床病理学的因子と予後に関する検討では、リンパ節転移個数と術後NLRが独立した予後因子であった。さらに術前値に関して検討したところ、術前NLR高値群は予後不良となる傾向が認められたが、術前・後のNLRに相関はなく、術前NLRの高値・低値に関わらず術後NLR高値群は予後不良であった。結語:大腸癌術後NLRは予後予測因子として有用性である可能性が示唆された。
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