演題

OP-296-8

大腸癌手術後サーベイランス:再発期間と予後の検討

[演者] 鶴間 哲弘:1
[著者] 永山 稔:1, 田山 誠:1, 田山 慶子:1, 中野 正一郎:1, 秦 史壮:2, 平田 公一:3
1:JR札幌病院外科, 2:札幌道都病院, 3:札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科

(背景)欧米では、大腸癌治癒切除後の再発の約50%が術後1年以内、約70%が術後2年以内に出現するとの報告がある。(対象)2004年4月から2013年12月までに当施設でR0手術を施行された186例を検討対象とした。(結果)検討対象186例のうち23例に再発を認めた。内訳は、stage1は1例(MP)、Stage2では6例、Stage3aで11例、stage3bで4例、stage4で1例であった。術後1年以内に13例(56.5%)が、2年以内では17例(73.9%)が再発した。無再発期間と全生存率の差をログランク検定にて比較すると、術後1年以内の再発ではP=0.06、術後2年以内の再発ではP=0.05であったが、術後3年以内で比較するとP=0.20となった。有意差は認めなかったものの、術後2年以内に再発した症例は予後不良である傾向を認めた。(考察)術後2年以内に73.9%が再発し、この早期再発症例では予後不良である傾向を認めたことより、とりわけ、術後2年以内のサーベイランス強化が必要と思われた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版