演題

OP-296-7

High risk stage II結腸癌を対象とした補助化学療法の臨床試験でDisease-free survivalを主要評価項目として良いのか?

[演者] 長谷川 寛:1
[著者] 大山 正人:1, 山下 博成:1, 杉山 宏和:1, 上田 泰弘:1, 桂 守弘:1, 後藤 裕信:1, 押切 太郎:1, 杉本 武巳:1, 藤野 泰宏:1, 富永 正寛:1
1:兵庫県立がんセンター消化器外科

【背景】補助化学療法の適応となるhigh risk stage IIとStage III結腸癌では再発後の治療成績が大きく異なると考えられた【方法】T4、腸管閉塞、腸管穿孔、検索リンパ節12個未満、低分化腺癌、粘液癌、ly+、v+のいずれかを満たすhigh risk stage IIとStage III結腸癌を対象とし解析した【結果】High risk stage II 101例、Stage III 126例。High risk stage IIとStage IIIの3年Disease-free survival(DFS)は85%と78%(p=0.20)。5年Overall Survival(OS)は93%と81%(p<0.01)。再発巣切除率が67%と24%であり、再発巣切除後の1年DFSが75%と14%(p<0.01)。再発後OSは3年OSが66%と33%であった(p=0.03)【考察】High risk stage IIとStage IIIでは再発後の治療成績に大きな差があり、high risk stage IIを対象とした臨床試験においてOSの代替としてDFSを主要評価項目と定めると、stage IIIを対象とする場合と比較して、結果を過大評価する可能性があると考えられた
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版