演題

OP-296-5

大腸粘液癌の臨床・病理学的検討

[演者] 赤神 正敏:1
[著者] 森野 甲子郎:1, 村上 隆英:1, 池田 房夫:1, 沖野 孝:1, 井田 健:1
1:公立甲賀病院外科

背景:大腸粘液癌は比較的稀で、予後不良との報告もある。方法: 2001年1月から2012年12月までに切除を施行した粘液癌20例を対象とし、臨床・病理学的特徴をretrospectiveに検討した。結果:男性13例、女性7例、平均年齢は67.9±15.9歳、全体に占める割合は4.0%。最大腫瘍径の平均は73.0±29.8mm、深達度はpSS/pA以深が19例あった。遠隔転移を6例に認め、Stage II/IIIa/IIIb/IVは7/5/1/6例あった。R0/R1/R2切除となったものが13/2/5例あり、R2切除の5例のうち3例は術後2年以内に原病死していた。しかし、R0/R1切除の15例のうち原病死したものは1例のみであった。結語:粘液癌は結果としてR2切除となってしまう症例が多い。しかしR0/R1切除を行えた症例では比較的予後良好であり、積極的な局所制御が必要と考えられる。術前療法の可能性を追求するため、今後の症例蓄積が必要と思われる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版