演題

OP-296-3

StageIV大腸癌における治療方針の検討

[演者] 山尾 宣暢:1
[著者] 江藤 二男:1, 外山 栄一郎:1, 高田 登:1, 吉仲 一郎:1, 原田 和則:1, 馬場 秀夫:2
1:天草地域医療センター外科, 2:熊本大学消化器外科

【目的】StageIV大腸癌に対する治療方法は様々である。原発巣切除を含めたStageIV大腸癌における治療方法と予後の関係を検討した。【対象】2004年8月から2012年3月までにStageIV大腸癌と診断された56例を対象とした。年齢、原発巣の切除の有無、転移部位、化学療法の有無、分子標的薬の有無についてそれぞれが生存期間への影響をretrospectiveに評価した。【結果】原発巣切除は30例、平均年齢は73歳、転移部位は、肝43例、肺13例、腹膜播種13例、リンパ節17例、その他転移が4例であった。化学療法は42例、分子標的薬は14例で使用した。原発巣切除例、分子標的薬のMSTはそれぞれ741日、1043日と有意差がみられた(p<0.01)。多変量解析でも同様であった。(p<0.01、ハザード比0.12、0.34)。【結語】StageIV大腸癌において、性別、年齢、転移部位にかかわらず原発巣切除および分子標的薬の使用はその後の生存期間延長に有用であることが示唆された。
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