演題

SY-22-7

局所進行直腸癌に対する術前放射線療法と化学放射線療法の比較

[演者] 川合 一茂:1
[著者] 石原 聡一郎:1, 山口 博紀:1, 須並 英二:1, 北山 丈二:1, 渡邉 聡明:1
1:東京大学腫瘍外科

背景)局所進行直腸癌に対する術前放射線療法(RT)は局所の制御に有用であるが、化学療法を加える意義については検討を要する対象)下部進行直腸癌に対しRTを施行し、その後根治術を施行した109例と化学放射線療法(CRT)を施行した250症例を比較した。RT/CRTと臨床病理学的因子の相関、また無再発生存率(DFS)及び遠隔転移再発率、局所再発率との相関を検討した結果)RTではgrade 2/3が18.8%であったのに対しCRTでは49.6%、またpCRもRT 2%に対しCRT 12.2%と化学療法による組織学的効果の増強が認められた。また5年DFSはRT 61.1%に対しCRT 73.0% とCRT群で有意に良好であった。ただし局所再発率は有意差なくRTのみでも良好な局所制御が得られていた。その一方で遠隔転移再発率はRT 32.6%に対しCRT 22.3% とCRT群で低かった考察)直腸癌に対するRTは局所の制御に有用であるが、化学療法の併施により遠隔転移再発に対しても制御効果を有すると考えられた
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