演題

OP-295-7

複数臓器への遠隔転移を来した大腸癌に対する外科的治療の長期成績−Prognostic nutritional indexは予後予測因子として有用か−

[演者] 中野 雅人:1
[著者] 亀山 仁史:1, 島田 能史:1, 阿部 馨:1, 山田 沙季:1, 庭野 稔之:1, 岩城 孝和:1, 廣瀬 雄己:1, 八木 亮麿:1, 田島 陽介:1, 中野 麻恵:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 小林 隆:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1, 野上 仁:2, 丸山 聡:2, 瀧井 康公:2
1:新潟大学消化器・一般外科, 2:新潟県立がんセンター新潟病院外科

【背景】 栄養状態と免疫状態を反映するprognostic nutritional index(PNI)に注目し,大腸癌の複数臓器への遠隔転移症例に対する外科的切除の長期成績について検討した.【対象】 2005年1月から2013年12月までに当院および当院関連施設にて,大腸癌による2臓器以上の遠隔転移巣に対して肉眼的R0手術を施行された24例.【結果】 2臓器目の転移巣切除術前のPNIは中央値48.9(範囲:35.5-59.1)であった.2臓器目の転移巣切除時を基準とした5年無再発生存率は20.5%, 5年生存率は43.4%であった.各種臨床因子による単変量解析の結果,原発巣手術時に遠隔転移を認めた症例で5年無再発生存率が有意に不良であり(P=0.007),2臓器目の転移巣切除術前のPNIが45以下であった場合に5年生存率が有意に不良であった(P=0.01).【結語】 大腸癌の複数臓器への遠隔転移を伴う場合,根治的切除が可能で,PNIが45以上であれば外科的切除を積極的に考慮すべきである.
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