演題

OP-295-6

多臓器に遠隔転移を有する治癒切除不能大腸癌の治療成績と予後因子

[演者] 所 忠男:1
[著者] 奥野 清隆:1, 肥田 仁一:1, 上田 和毅:1, 川村 純一郎:1, 吉藤 竹仁:1, 大東 弘治:1, 杉浦 史哲:1, 吉岡 康多:1, 小北 晃弘:1
1:近畿大学外科

【諸言】 M1bを有するStage IV大腸癌の予後因子について検討.【対象および方法】 2007年4月~2013年8月までの41例. 年齢, 占居部位, 原発巣切除の有無, 転移臓器数, neutrophil/lymphocyte ratio (NLR), prognostic nutritional index (PNI), CEA, modified Glasgow Prognostic Score (mGPS), 分子標的薬使用の有無についてCox proportional modelを用いて検討.【結果】 原発巣切除は6例(pre Cx: 4例, post Cx: 2例)に施行. 全身化学療法を施行 (Cx群)の 37例は BSCのみの4例に比し予後良好(MST; 13.3 M vs. 3.4 M, P<0.0001). Cx群のOSに対する予後因子は単変量解析ではNLR, PNI, mGPS, および分子標的薬で, 多変量解析ではmGPS (P=0.009)と分子標的薬 (P=0.0002)であった.【考察】 予後因子はmGPSと分子標的薬の使用であったことから多臓器転移を有する非治癒切除大腸癌でCRP高値かつ低栄養状態の症例では積極的な分子標的薬の使用が望ましい.
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