演題

OP-295-4

大腸癌における腹腔洗浄細胞診と予後の関連

[演者] 松山 歩:1
[著者] 増田 隆伸:1, 萱島 寛人:1, 郡谷 篤史:1, 伊藤 修平:1, 原田 昇:1, 濱武 基陽:1, 前田 貴司:1, 筒井 信一:1, 松田 裕之:1, 石田 照佳:1
1:広島赤十字原爆病院外科

【目的】大腸癌における腹腔洗浄細胞診の意義について検討した.【対象】2005〜2010年に腹腔洗浄細胞診を行った大腸癌287手術例.【方法】年齢,性別,腫瘍占拠部位,組織型,深達度(T),リンパ節転移(N),リンパ管侵襲(ly),静脈侵襲(v)について腹腔洗浄細胞診(l-cy)との関連を解析した.また,予後(全生存率;OS・無再発生存率;DFS)との関連について検討した.【結果】l-cy陽性は22例,疑陽性は22例,陰性は246例であった.l-cyと,組織型,T,N,ly,vの関連を認めた.治癒切除例においては,陰性/疑陽性/陽性の22.3/25.0/45.5(%)に再発を認めた.多変量解析における独立した予後規定因子は,OSではTのみ,DFSではT,N,lyであった.しかしながら,l-cy陽性例(特にStage III)は,DFSが有意に短かった.【結語】大腸癌手術時における腹腔洗浄細胞診は再発予測の補助的因子となる可能性が示唆された.
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