演題

OP-295-2

結腸癌StageⅢにおける5-FUおよび葉酸関連代謝酵素活性と予後との検討

[演者] 高橋 吾郎:1
[著者] 山田 岳史:1, 菅 隼人:1, 松本 智司:2, 小泉 岐博:1, 松田 明久:2, 進士 誠一:1, 山岸 亜彌:1, 横山 康行:1, 岩井 拓磨:1, 内田 英二:1
1:日本医科大学消化器外科, 2:日本医科大学千葉北総病院外科

【背景】結腸癌StageⅢ症例の多くには術後補助化学療法が行われるが、5FUや葉酸代謝関連酵素が予後予測因子となるか、未だ一定の見解が得られていない。【目的】5FUおよび葉酸代謝関連酵素がStageⅢ結腸癌の予後因子となるか検証する。【対象と方法】2007年7月~2011年12月におけるpStageⅢ結腸癌99例を対象とした。5-FU関連酵素thymidylate synthase(TS)、dihydroprymidine dehydrogenase(DPD)、および葉酸代謝酵素γ-glutamyl hydrolase(GGH)、dihydrofolate reductase (DHFR)のmRNA発現を解析し、無再発生存期間(DFS)と関与するか検討した。【結果】各酵素活性を中央値で2群に分けて検討したところ、TS(low)はTS(high)に比べ有意に3年間のDFS3が良好であった(P=0.03)が、DPD、GGH、DHFRはDFSに影響を与えなかった。【考察】TS(high)は術後補助化学療法を施行したStageⅢ結腸癌の再発危険因子であり、強力な化学療法が必要である可能性が示唆された。
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