演題

OP-295-1

Stage II大腸癌における再発予測因子に関する検討−Sialyl Lewis Xを加えて

[演者] 山寺 勝人:1
[著者] 神藤 英二:1, 上野 秀樹:1, 守屋 智之:1, 識名 敦:1, 久保 徹:1, 深澤 智美:1, 末山 貴浩:1, 阿尾 理一:1, 米村 圭介:1, 白石 壮宏:1, 山本 順司:1, 長谷 和生:1
1:防衛医科大学校外科

【目的】StageII大腸癌における再発予測因子についてSLXを加えて検討.【方法】309例の切除検体を用い,腫瘍先進部2ヶ所から組織マイクロアレイを作成.SLX抗体の免疫染色を施行.癌細胞の75%以上に染色性が2ヶ所ともに認められる場合を高発現と判定.他の再発危険因子(T4症例,低分化腺癌または未分化癌,郭清リンパ節(LN)個数12個未満,静脈侵襲(v)高度,リンパ管侵襲(ly)高度,血清CEA高値)を含め検討.【結果】SLX陽性は74例(24%)で,T4(p=0.020),CEA高値(p<0.001), 郭清LN個数12個未満(p=0.017)との相関を認めた.再発は30例(9.7%)に認められ,多変量解析ではCEA高値(HR 2.44, p=0.030)が,再発部位別検討のうち肝再発ではSLX高発現(10.8% vs 2.1%) (HR 4.27, p=0.017)とv高度(9.2% vs 2.3%)(HR 4.13, p=0.017)が独立した因子として選択された.【結語】StageII大腸癌における再発全体のリスク因子はCEA高値で,肝再発ではSLX高発現とv高度がリスク因子と考えられた.
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